作成日:2018/01/20
カンボジア視察旅行(2017/12)研修レポート



 カンボジア視察(201712月)研修レポート

 

2017122日〜6日にカンボジア現地視察旅行を開催し、会員の皆様と一緒に、日経企業の進出先として注目されているカンボジアを視察いたしました。

 

 

122日(日本⇒プノンペン)

 

□到着

 

日本から約7時間、カンボジアの首都に位置するプノンペン国際空港に到着しました。カンボジアには現在3つの空港があり、その中で最も大きな空港です。税関では、申告物無しで書類を提出した入国者は、何の検査もなく入国できたことに驚きます。また、日本では空港の非制限区域には見送りやガイドも入ることができますが、プノンペンでは空港利用者しか建物の中に入ることができません。

 

空港からプノンペンの中心地までは、車だと30分程度で移動できます。しかし渋滞時には倍以上の時間がかかることもあるそうです。それならば電車で、と思うところですが、カンボジアにはまだ電車は通っていません。汽車はありますが、土日しか運行していないそうです。

 

 

 

123日(プノンペン⇒シェムリアップ)

 

□アンコールワットを見学

 

プノンペンからシェムリアップまで飛行機で移動し、アンコールワットとアンコールトムを見学しました。暑さが厳しい日ではありましたが、青空の広がる快晴で、写真撮影にはぴったりの1日でした。

 

アンコールワットには、お土産を販売する子供がたくさんいます。しかし、入場券を買う際に「子供たちから物品を購入したり、お菓子を渡したりしないように」と注意されます。カンボジアでは高校までが義務教育、そして教育費は無償です。しかし、観光客から収入が得られると知って、学校へ行かずに働きはじめる子供を増やさないために、このような注意がされるそうです。

 

 

 

124日(プノンペン)

 

□プノンペン経済特区(マルテー大塚様、日光金属様)、JETROプノンペン

 

プノンペン経済特区に伺い、現在のプノンペンの経済状況や労働力の特徴、プノンペン経済特区に進出した際のメリットなどをお聞きしました。

 

適格投資プロジェクトにより、カンボジアに進出した企業の輸入税や法人税の優遇がされたり、家や土地以外の保有はほぼ可能になったりと、様々なメリットがあること、またプノンペン経済特区を進出地に選ぶことで、投資にあたっての手続きや法律上のチェックなどを受けられることなどをお聞きしました。

 

 プノンペン経済特区に進出している企業様に訪問し、労働者の月収や対応の仕方などのお話を伺いました。実際に現地の方が働く姿も拝見しましたが、細かい作業を延々と繰り返せる粘り強さ、また人懐っこさを感じました。

 

 JETROプノンペンでは、経済概況やベトナムとタイに挟まれた立地のメリット、物流や輸出入事情などをお聞かせいただきました。バンコクとホーチミンの中心に位置するプノンペンは、物流の要になるために重要視されているそうです。

     

 

 

125日(プノンペン⇒日本)

 

□ホテルで研修

 

 講師の皆さまをホテルの研修室にお招きし、お話をお伺いしました。 

 

 

  1. カンボジアの金融環境について
    講師:三菱東京UFJ銀行プノンペン支店 中田康信事務所長

  2. 最前線におけるビジネスパートナー

    EYカンボジア 須賀勇介マネージャー

  3. カンボジアの投資概況とJICAの取り組み

    JICAカンボジア事務所 安原裕人様

 

  カンボジアはドル経済であり、市中に流通する通貨の83%USドルです。また外貨の両替や海外仕向・被仕向送金等に制約がないことや、株式市場が2011年に設立し、現在上場している企業は5社であることなどの金融環境を教えていただきました。

 

 税制に関しては、月次税務申告と年次税務申告があったり、利益税の前払いがあったりと、

 

日本とは違う制度がありました。また、課税対象になるかどうかが不明確な部分があり、かつ税務署に問い合わせても理解している人がいるとは限らず、税務を取り扱う上でネックになっているそうです。

 

 カンボジアは周辺諸国より低い賃金や、採用が周辺諸国よりは容易に行えること、またベトナムとタイに挟まれた立地的な優位、そして業種を問わず、100%外資の企業が認められ、外国送金の規制が無いことで参入障壁が低いことなど、興味深いお話しをお伺いしました。

  

 

□市内観光

 

国立博物館、王宮、ワット・プノン、独立記念塔を回りました。どこも興味深い観光地でしたが、特に緑にあふれて人々の集まるワット・プノンは、お参りに来る現地の仏教徒の方や、散歩に来る人々が集まっていました。ここは岡の上に建つことから、ワット(寺)プノン(丘)と呼ばれていますが、寺院の建つ丘はプノン(丘)ペン(ペン夫人)と呼ばれ、それが現在の都市の名前になったそうです。

 
     

 観光を終えた後は最後のディナーにフレンチをいただきました。カンボジアはフランス領であったこともあり、フレンチ店も多いそうです。

 

 食後は空港に向かい、深夜便で日本に向かいました。

  

 

126日(日本)

 

帰国

 

  

現地で働いている方のお話では、カンボジアはタイやベトナムの10年前、というイメージだそうです。ガイドの方からは、長い内戦が終わり、最近になってやっと平和を感じられるようになったとの話も聞きました。

 

インフラがまだ整っておらず、教育もまだ十分とは言えません。しかし真面目で素直な国民性と、立地や外資系企業の投資のハードルの低さなど、外資系企業の進出は今後よりしやすくなるのではないかと感じました。また、内需が拡大していること、そしてASEAN経済統合を見据えた市場へのアクセスなど、カンボジアへの投資や進出熱はより高まっていくのではないかと考えさせられました。

 


過去開催の視察旅行のレポート(直近2年分)

シンガポール
インドネシア@
インドネシアA

次回もご期待ください!

 

052-962-7811

052-962-7811



中国アジアリンク
名南コンサルティングネットワーク
 

中国アジア
中国アジアHP
ご利用のブラウザのお気に入りに追加します。( Internet Explorer のみ利用可能)