後半は、日系企業・日本人向け駐在施設の視察や、インドネシアの文化的遺産を訪ねました。
10月3日
□日系企業視察
○名古屋精密金型
自動車等の金型の設計、製作をされている名古屋精密金型様を視察させていただきました。実際に現地に進出されている企業の声は大変参考になります。デメリットやリスク等も教えていただき、皆さん熱心にメモを取っていらっしゃいました。
特に、同社のベトナム拠点の立ち上げにも関わられた副社長さんのお話は、今後東南アジアに進出する上で判断材料となる大変参考になる内容でした。
従業員に行っている教育や制度なども独自の工夫をされていました。
□日本人向け駐在施設
○サンクレスト http://www.sancrest-apartment.com/about/
日本の「おもてなし」を感じることのできる、ホテルと賃貸アパートの中間の機能を持つ宿泊施設を見学。2014年2月にオープンしたばかりで、サウナ付き大浴場、コンビニや、マッサージも整ったとても綺麗な施設でした。
昼食は、施設内にある日本食レストランでいただきました。
「もしや、インドネシア的な日本食なのでは?!」とドキドキしていましたが、正真正銘、美味しい日本食でした!
□工業団地視察
○ダイワ・マヌンガル工業団地 http://marubeni-industrialpark.com/indonesia/
○MM2100工業団http://www.daiwahouse.co.jp/business/kaigaijigyo/manunggal.html
<特徴>
・ブカシ地区の中で最もジャカルタに近く、港や空港へのアクセスも良い
・高速道路I.C.直結で出入可能
・2014年9月現在で、155社の日系企業が入居
・インフラが充実(道路・電力等)
・敷地内に工業高校を開校。特に「しつけ」に気をつけて教育しているため、企業からも「しつけが出来ている」と褒められ、今後の人材の提供にも力を入れている。
・
膨大な敷地です!
10月4日
□歴史と文化を学ぶ
□市内観光
国立博物館
スンダクラパ港
ファタフィラ広場
イスティクラル・モスク
現地のデパート
13,000を超える大小の島から成るインドネシア。民族の種類は490、使用されている言語も250種類に及ぶとも言われています。スカルノによって提唱されたインドネシア建国5原則である“パンチャシラ”を元に、【多様性の中の統一】が謳われており、国章にも表現されています。
国民の90%がイスラム教徒で、街のいたるところにモスクが。
この日は東南アジア最大のモスクと言われるイスティクラル・モスクを見学。すぐ向かいにはカトリック信仰の中心となっているグレジャ・カテドラルが建っており、互いに他の宗教を尊重しているのが良く分かります。
インドネシアは成長目覚しく、各国からも暑い視線が注がれています。
子供と高齢者の数に比べ、働く世代の割合が多く、まさに人口ボーナス期。2020年には低所得層が減り、多くの消費が期待できる中間層の人口が増えることが予想されていることからしても、経済成長が期待されています。
しかし、成長のポテンシャルはあるもの、インドネシア人の性格や輸入通関や道路事情、汚職問題など、課題も山積みです。
この4日間で、現地で多くの話を聞き、雰囲気に触れることで今後の進出時の材料となる情報を多く仕入れることが出来ました。
参加された方のお声
・視察企業が大企業ではなく中小企業だったので、身近なお話を聞けてとても参考になった。
・同業の方と意見交換ができたのが良かった。
・インドネシアへ進出している中小企業の生の声を聞けた点。メリットだけではなくデメリット(苦労する点)など大変参考になりました。
過去の視察旅行 2011 上海・蘇州
2012 香港・深セン
2013 べトナム
来年も、中国アジア内にて今後進出が予想される国への視察旅行を予定しております。
またご参加をお待ちいたしております。
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