2017年1月15日〜18日にシンガポール現地視察旅行を開催し、
19名の会員の皆様と一緒に、日系企業の進出も多いシンガポールを視察いたしました。
1月15日(日本⇒シンガポール)
□到着
日本から7時間かけ、シンガポールチャンギ国際空港へ到着。
シンガポールは「アジア事業のハブ」と言われています。そのため、チャンギ国際空港は東南アジア最大級のハブ空港として有名です。2017年に第4ターミナルを開業するなど「ハブ化」を進めるシンガポールを象徴するものです。そして、空港内のお店も多くとにかく広い!シンガポールに到着して早速、活気を感じることができました。
さらに、ホテルのあるシンガポール市街地へ向かう際もバスで30分もかからず移動ができ、アクセスも非常に良いです。中心地では多くのビルが立ち並び、外資系企業の看板が掲げられています。特に金融機関の看板が目立ちます。さっそく海外からの資金がシンガポールへ集まっていることを実感いたしました。
1月16日
□ホテルにて研修
講師を招き、シンガポールの現状、またシンガポールへの進出支援をするにあたっての注意点などを講義していただきました。実際にシンガポールでビジネスをされていて、現地で感じたことなども交えた講義で現地の現状を掴み取ることができました。
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「人材紹介と採用の現場から見えてくるシンガポール」
講師:Salesbridge HR Pte Ltd 佐藤氏 Managing Director -
「進出企業が陥りやすいトラブル事例と対策」
講師:Mr Lok Vi Ming, SC
(2013-2014 年期シンガポール弁護士会会長、シニア・カウンセル) -
「シンガポールを基点とするASEAN統括会社に関する動向」
講師:三菱東京UFJ銀行シンガポール支店 西岡次長
研修ではシンガポールは中国系74%・マレー系13%・インド系9%と多民族国家であることや政治やビジネスにおいて風水を非常に大切にすることなど日本国内とは違う部分をお話いただきました。多くの多国籍企業が進出をしており、シンガポールという国がどのような国であるのかを理解することがビジネスを成功させることに非常に大切なことだと感じることができました。
□ジェトロ(日本貿易振興機構)訪問
午後はジェトロ(日本貿易振興機構)訪問し、「ASEANのビジネス環境と日本企業の動向〜転換点を迎えるASEANに日本企業はどう向き合うべきか?」をテーマにシンガポールの概況と日系企業の進出動向を伺いました。時簡いっぱいとなるまで質問がでており、統計データから見たシンガポールを学ぶことができました。
□MAS(金融管理庁)訪問
その後、MAS(金融管理庁)を訪問し、ギャラリー見学を行いました。シンガポールで行った金融政策やシンガポールで住む人たちのお金に対する価値観など解説を受けながら、ギャラリーを回りました。ギャラリーの中には、「あなたに向いている職業何か」などゲーム感覚で学べるパネルもあり、楽しみながら、見学を行いました。
□チャイナタウン見学
MAS(金融管理庁)から移動し、その後、チャイナタウンを見学しました。現地の方だけでなく観光客も多いです。シンガポールは観光業にも力を入れており、そのこと肌で感じることができました。