作成日:2019/12/19
インド視察旅行(2019/11)研修レポート



ベトナム視察(2019年11月)研修レポート

 2019年11月20日〜24日でインド現地視察旅行を開催し、会員の皆様と一緒にインドを訪れました。

■11月20日 ~ デリーへ ~
・インドへ到着
・レストラン(Lazeez Affaire)でディナー
・拠点となるホテルへチェックイン

○到着
 日本から約10時間、インド北部の都市デリーの、デリー国際空港に到着。
 出発:11時20分 到着:18時頃(インド時刻)
  時差:3.5時間 フライト時間:10時間20分程
 デリー国際空港の敷地は広く、敷地から出るだけで、30分近くかかります。また、イメージ通り、車が多く、余裕を持った行程で動く必要が有ります。

 移動用のバスは、ボルボの観光バス。こちらは、インド国内の観光バスとしては、一番良いものだそうです。バス内にトイレを完備しており、非常に安心快適な移動が可能でした。

 また、視察旅行中は、JTBインドのジョシさんという現地の方が、日本から同行していただいているJTBの方と連携しながら、行程を進めていただけました。
 ジョシさんは、流暢な日本語で、訪れる場所の歴史についてのお話しをしていただいたり、観光地のスタッフとのやり取り、移動中の街中の説明、現地レストランや観光地での注意事項等、教えてくださいます。とても親切な方で、安心感のある旅となりました。

○レストラン(Lazeez Affaire)でディナー
 インドの中華料理屋です。
 日本人が想像するものとは差がありインドの香辛料が使われた独特な中華料理でした。


レストラン(Lazeez Affaire)

○ホテルへ到着
 The LALIT HOTEL INDIA に宿泊致しました。
 視察旅行中は、こちらのホテルを拠点に、バスで移動し視察観光をしていきます。



The LALIT HOTEL INDIA 

 ■11月21日 ~ タージマハル・アーグラ城塞 観光 ~
・タージマハル 観光
・ITCホテルでランチ
・アーグラ城塞 観光
・Fujiレストランでディナー


○タージマハル
 タージマハルは、ムガル帝国第5代皇帝の
 「シャー・ジャハーン」によって建てられた、
「シャー・ジャハーンの 妃」のお墓です。

 ここでは、40分ほどの自由行動とし、
皆さま、写真撮影や、タージマハル
見学を楽しんでいらっしゃいました。

○ホテルでランチ
(ITC Mughal Taj Bano)
 ITCホテルのビュッフェです。インド料理のビュッフェとなっておりました。

 ITCについて
 India Tabacco Company の略で、インド国内2番手のホテルグループです。
 ホテル業だけでなく、食品系の事業にも乗り出しているそうです。

○アーグラ城塞                 
 アーグラ城塞は、タージマハルを建造した
「シャー・ジャハーン」が息子に幽閉された
場所です。彼は、ここでタージマハルを眺めて
2年間ずっと泣いていたと言われています。 
ここから見ることができるタージマハルを楽しんだり、建造物の見学をしました。

○レストラン(Fuji Restraunt)
 デリーにある、日本食レストランです。
 こちらでは、「いらっしゃいませ」という挨拶で出迎えられ、久しぶりの日本食を楽しんでいただきました。

■11月22日 ~ 研修・工業団地視察 ~
・Miraist PRIVATE LIMITED 関野様による研修
・NAC NOSE India Pvt Ltd. 野瀬様による研修
・ホテルニムナラでランチ
・Daikin Airconditioning India Pvt Ltd. 研修視察
・TOYOTSU AMBIKA AUTOMOTIVE SAFETY COMPONENTS INDIA PRIVATE LIMITED (TASI) 視察研修
・レストランでディナー

○ホテルで研修             
・「日系・インド系・多国籍系企業の従業員意識の比較調査」      
 Miraist 関野様

 インドで働く日系企業の方々や大使館の
方々に、とても好評だった内容の講習をしていただきました。
 日系企業・インドのローカル企業・多国籍企業、それぞれの企業で働く従業員が、どのような価値観で働いているのかを比較しながら教  
えていただきました。また、カースト制度など
インド特有の考え方を交えた、インドでの労務
周りの話等をしていただき、インド人を雇うことのメリット・デメリット、を教えていただきました。

○バスの移動中に研修
・「インドの税制について」
 NAC NOSE India 野瀬様

 時間の都合上、バスの中で研修をしていただきました。
 インドでの税制について教えていただきました。実務ベースのお話が多く、実践的な研修となりました。また、野瀬先生がインドに住んでいて思うことなどを交えながら、お話していただき、リアルを知れる研修となりました。

○ホテルでランチ(ホテルニムナラ)
 ホテルニムナラで昼食を頂きました。こちらは、カレービュッフェでした。

○ニムナラ近くの工業団地で工場見学
・日経企業が多く集まる工業団地の周りを、TAKENAKA INDIAの方に説明していただきながら、バスの中から見学しました。グルガオン工業団地に空きスペースが不足してきており、こちらの工業団地が稼働し始めてきているそうです。こちらの工業団地は、基本的に日系企業が大半を占めており、近くには、日本人ゾーンという日本人駐在員が住む場所がありました。

○企業視察@
・Daikin Airconditioning India       
 Daikin様は、個人消費者向けエアコン・法人向け大型エアコン等の製造、販売、据え付け、アフターフォローを行っているそうです。現地での取り組みや、今後の展望についての研修を受け、工場内の見学をさせていただきました。
 インドでは、「停電が多いといった電源事情」「道路状況の悪さによる、製品運搬中の故障」「汚染事情により、あらゆる家電が1年以                     
内に腐食・故障してしまう」といった事情を抱えているそうです。こうした現地事情に対応するために、R&Dセンターを設立し、現地へ対応した開発力強化に取組んでいるそうです。
 また、現地で働く従業員に対しての賃金制度の話や、人件費の感覚、といった労働力としてのインドを、どう見ているかという話も聞かせていただきました。大規模工場を運営している中で、人・モノ・金にどう柔軟に対応しているかといった話や、インドを拠点とした今後の展望といった話を頂きました。

○グルガオンの工業団地で工場見学
・古くからある工業団地で、日系企業だけでなく、ローカル企業の工場も並ぶ工業団地です。

○企業視察A
・TOYOTSU AMBIKA AUTOMOTIVE SAFETY COMPONENTS INDIA (TASI)
 TASI様は、本来生産調整の為にお休み 
する予定だった所を開けていただき、見学が
できました。
 車のエアバッグの裁断、裁縫を行っている工場です。まだ本稼働2年目という新しい工場です。現地での取り組みや、今後の展望についての研修を受け、工場内の見学をさせていただきました。

 インドではかなり珍しく、女性ワーカーが大半を占める工場ということで、とても貴重なお話を頂きました。TASI様では、特に生産ラインで働くワーカーさんの働く環境を良質なものにする取り組みをされているそうです。
 手元作業のストレスの軽減を目的に、一般的な工場よりも照明を明るくしていたり、作業中のケガの排除を目的に、生産ラインから、進捗管理表を取り払うことで慌てて作業をすることが、無くなるようにしていたりしていました。また、オフィスメンバーとは週1度、この会社のインドにおける将来性や価値の共有をすることで、常にメンバーと同じ方向を向けるようにしているそうです。
 その結果、インドでは通常2年でオフィスメンバーが全員変わっていることが大半という中で、オフィスメンバーは創立時より3年半、離職率0となっているそうです。インド人従業員とかなり近い距離で働いているからこそわかる、リアルな事情を聞かせていただきました。

○レストランでディナー(Cafe Torino)
 イタリアンのお店で夕食を頂きました。

■11月23日 ~ レッドフォート・フマユーン霊廟 観光、現地ショッピングモールでの買い物 ~
・レッドフォート観光
・フマユーン霊廟観光
・ショッピングモール内レストランでランチ
・ショッピングモールで買い物
・紅茶専門店で買い物
・帰国

○レッド・フォート               
 
レッド・フォートは赤い城の英訳で、インド   
ではヒンドゥー語で赤い城を意味する
「ラール・キラー」という名で呼ばれています。タージマハルを立てた、「シャー・ジャハーン」が建てた自らの居城です。
かつて楽園とを具現化したと言われていたほどの豪華絢爛な建造物です。



○フマユーン霊廟
 ムガル帝国第2代皇帝「フマーユーン」の妃 
ハージ・ベグムが、ムガル帝国第2代皇帝
「フマーユーン」の棺を収める墓廟として、
建てたものです。
 緑豊かで水路が貼られた庭は、天井の
楽園を再現されたと言われています。また、
美しい建築様式は、タージマハルのお手本となったといわれています。


○モール内レストランでランチ(The Great Kabab Factory)
インド料理のレストランで昼食を頂きました。

○Saketモール
インドのショッピングモール内で、40分間の自由時間を取りました。日本人の感覚的に、高級店がある一方で、庶民的なお店もあり、日本でいうと、イオンと百貨店が混ざったような雰囲気でした。


Saketモール

○紅茶専門店で買い物
インドで採れたての紅茶やチャイを試飲しながら買い物ができます。
こちらで最後にお土産を購入して帰国です。

■11月24日(デリー国際空港→成田国際空港)
出発:20時20分(インド時刻)到着:7時20分 フライト時間:7時間30分(偏西風の影響)


■所感
 今回の視察旅行では、場所がインドということで安全に配慮し、JTB様の同行と現地ガイドの方の案内によるツアーとなりました。おかげさまで、無事安全に視察旅行を終えることができました。

 また、今回の視察旅行では、20年前に日本人向け観光ガイドを初めたインド人ガイドさんのお話しのおかげもあり、20年前のインドから、どれだけの成長発展があったのかを知ることができたことも、とても良かったと感じました。

 インドらしさを感じた点では、40キロの移動が3時間かかってしまうほどの渋滞が起きていたり、世界第2位を誇る人口の多さを感じました。

 まだまだ女性の社会進出が進んでいないインドですが、高速道路の料金所で働く女性スタッフがいたり、女性を積極採用している工場があったり、少しずつではありますが、インド国内での女性の社会進出を進めているというところも肌で感じることができました。

 インドで成功する企業としては、親族経営の中小企業が成功している傾向があるそうです。逆にうまくいかない例として、事業を進める中で、100%ノーリスクじゃないとダメというスタンスで進める企業や、意思決定が遅い企業の場合、インドへの事業進出が、うまくいかない場合があるそうです。
 最近では、賃金上昇や、日本人駐在員の駐在費用が高かったり、個人への課税が苛烈すぎるといった点で、撤退する企業も少なくはないということでした。

 個人的な印象としては、活気にあふれ、これから成長していくぞ!と明るい期待感を感じました。今まさに成長中のインドがどうなっていくのか楽しみです。

 

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